「何で30代に俺が漕ぐんだろう・・・ぶつぶつぶつ。」(推定)
「このナックルいいねぇ!このまま佐鳴湖へもらって帰っちゃう?」と黄色いシャツの岩田(28)。
「いいや、私が手で提げて持って帰りますよ。」と白い帽子の竹村(29)。
浜松在住の今仁氏が同じ浜松のよしみで駆け寄ってくる。
いよいよ出艇。
「俺を落とさないでくれぃぃぃぃ。」と岩田。
「去年の超逆風に比べれば、今年は楽勝だぜぃ!」と竹村。
「くつはこのカゴに入れてよー。おぃ、カゴって便利だなぁ。」
という訳で、カゴも写真に撮ってみました。
「それじゃ、行ってきまーす。」
「高宮さん、レールの音、うるさいっすよ。」
「ん?そうやろか?・・・べつにいいとおもうでー。」
「1回、戻る?」
「ええやろ。」
「まぁ壊れたら壊れたで、伝説と言うことで。」
30度を超す猛暑の中、アップは少なめにスタート地点に向かいます。
なぜか撮ったはずの写真が撮れておらず、レースはいきなり中盤から後半戦へ。
750m地点、余裕のトップで逃げきりにはいる。
手前から小松RCが猛追!逃げる我ら。実はこのとき、一番奥、中電漕友会がさらに迫って来ていたのだっ!
ラストスパートで逃げる!
レースを終えて桟橋へ。
手前から、
「引退?そんなこと言ってられへん。もういっぺん一花咲かせたるでぇぇぇぇぇ!」高宮(42)。
「いかんいかん、練習不足だぁぁぁぁ。体重しぼらんと・・・。」竹村(28)。
「なんで俺、30代のレースに出てるんだろう・・・ぶつぶつぶつ。」吉本(22)。
「さぁさぁ、艇をあげますよぉ。キビキビ動いて!ホラホラ!!」と政晴(37)。
「よっこらしょ。」
あんなに軽かったナックルがやけに重く感じる、秋の空・・・。
結果はこの通りです・・・。申し訳ないっ!
2位の記念撮影をして、今年のクラブ選手権は終わりました。
ちなみに年の差、最大20才ね。30代の部に出場できたのも、一人のおじさんのおかげなのでした。