第6回 グリーンチャンピオンシップス レガッタ

第6回 グリーンチャンピオンシップス レガッタ

レース結果はこちら




 やってきました。今年のグリーンチャンピオン。今シーズン最後のレースです。




 最初に登場したのは、中学女子クルー。ボート教室6年目にして、初めてこのカテゴリーに出場することができました。ちなみに一人は小学6年生ですけど・・・。




 すぐに続いて、200歳以上クルーが出艇。ボート教室、石田、佐藤、犬塚、西岡チーム。




 不安なのは、高校生コックスの晃平。




 意気揚々と行ったのはよいのですが・・・。




 中学女子クルーは1位とは大差ながら2位で予選を通過。




 「ひとつ止まってくれたから2位になれてよかったぁ。」




 負けず嫌いの亜美はちょっぴり不満。




 200歳以上は残念ながら敗復へ。




 ボート教室の中学生男子クルー。この部門はまだこの大会で決勝へ残った経験なし。




 地元中学ボート部の厚い壁に今年も阻まれるのか?




 不安はコックス大介がまっすぐ進めるかどうか・・・。




 その間に、小学生はウォーミングアップ。




 ランニング、そして準備体操。




 そしてお馴染みの馬跳び。




 人数が多いので、1周するのはなかなか大変。




 4年生から中学生まで、しかも男子も女子もいるので、馬の高さを考えてあげる気遣いが大事。




 「いくぜー。」




 今年は4年ぶりに対戦相手がいるので、楽しみが倍増。




 高部コーチクルー。左から、駿臣、和樹、侑樹、中牧。




 渡辺コーチクルー。左から晃秀、佐藤、谷口、西岡。




 高宮コーチクルー。左から梓、真由美、未蘭、戸澤、米澤。




 龍男コーチクルー。左から大樹、平野、雄一、小林。




 政晴コーチクルー左から士苑、長谷川、雅人、梅本。




 いよいよ乗り込む。足が小さい小学生は、ストレッチャーの位置を調整するのがなかなか大変。




 こちら、最年少4人のクルー。




 「みんな速いなぁ。」一斉にスタート地点をめざす。




 こちら女子クルー。久々の対戦相手、高浜クラブも女子クルー。負けられない。




 4,5年生だけのちびっこクルーは、グリップの位置が顔の前・・・。




 スタートへ並んだ。「おまえらには負けないよー。」いじわるな先輩たち。




 この10月からスタート号令が変わって、子どもたちには馴染みのない英語でのスタート。




 優勝は「カツ丼」チーム。手前は2位の「天丼チーム」。




 協賛各社から賞状とカップが授与される。キャプテン大樹が受け取る。




 2位の駿臣もうれしそう。




 優勝賞品も楽しみのひとつ。




 6年生になって、この大会初めて優勝を経験した雄一。




 2位だった「天丼チーム」。




 優勝した「カツ丼チーム」は来年のプログラムの表紙写真の撮影に応える。




 中学男子は敗者復活戦へ。曲がらなければ予選通過できていただけに、この敗者復活戦に雪辱をかける。




 「今度は大丈夫ですよ!」キャプテン木俣の言葉が頼もしい。




 同時に出艇する200歳以上クルー。ポジションを変更して勝ち上がりに賭ける!




 送り出す村中パパ。




 「2位にはなれるはず!」決勝進出への意気込みはますます盛り上がる。




 白熱の2位争いを制して、2位で通過!

 ところが後になって、1位通過だけが決勝進出と知り、残念なながら今年も中学男子は予選で消えた・・・(泣)。




 200歳以上も健闘むなしく、予選で散った・・・。





 次々とレースがあった時間帯も終わり、つかの間の休息の時間。

 高校生は余裕たっぷり。阪神ファンの堀はスポーツ新聞を片手に今日の日本シリーズ情報のチェックに余念がない。




 160歳クルー。約1年半ぶりとなる「伝説のコックス」新村さんからの作戦に耳を傾ける。




 終わってしまった中学男子と200歳の3人が、出番を待つ外波山、村中の二人にエールを送る。




 中学女子は決勝を待ちつつ、宿題を。




 午後になって、やっと180歳以上クルーが出艇。




 この部門もまだ優勝がない。今年は虎視眈々と優勝を狙う。




 出番を待つ160歳クルー。




 「やっと出番か。」

 長野からはるばるやってきた「ボートバカおやじ(高宮)」を筆頭に、ボート好きなおやじ軍団の出撃。




 出番を待ちきれず、桟橋に押し寄せる浜松軍団。




 「すんません、新村さん。」

 早くも「伝説」の新村さんに頭を下げる面々・・・。




 「おらおら、気合い入れていくぞ、おらっ!」

 1年半ぶりに、あの「伝説」がこの愛知池に帰ってくる。




 この部門、ぶっちぎりのレースで念願の初優勝を勝ち取った180歳以上クルーが帰還。

 「おっ、「伝説」の輝ちゃぁ(新村さんの愛称)が出るぞ。」




 「行ってきまーす。」

 「伝説」の新村さんも高橋さんには頭が上がらない。




 「伝説」を待つ間に、180歳の表彰式。外波山さんもボートレースでは初優勝。




 この部門のエンジンとなった17歳の安則。彼もボートレースでは初の優勝。




 いつまでも衰えを知らない中野さん。今年はクラブ選手権に続いて2大会連続の優勝。




 「輝ちゃぁはどうなってるかのぉ。」

 高橋さんは「伝説」の方が気になる様子・・・。




 来年の表紙を飾る記念撮影。

 そのとき、ついに「伝説」はこの愛知池に蘇った!




 「キャッチ ロー 足蹴りいこう・・・」

 はるか湖面からもはっきりとそれと分かる、あの幻の美声が会場に鳴り響いていた・・・。




 ぶっちぎりで優勝のおやじクルー。




 「おい、あれが「伝説」の新村という名コックスらしいぞ。」

 彼の帰還と共に、会場のざわめきは一段と小さなヒソヒソ声に変わっていった・・・。




 「新村さん、ありがとうございましたっ!」

 彼の偉大さに初めて触れた村中(青帽子)の目には感動の汗が輝いていた。




 「タイムは・・・2分4秒か、2分を切りたかったなぁ。」

と優勝にも少々の不満が残った高部。

 「なにっ?2分4秒だと・・・!?」

 後方でその言葉を聞き逃さなかった浅沼。




 「いやぁ、今日の最大の収穫は「伝説」に久々に触れられたことっス。」

富山国体選抜以来となる、その「伝説」に触れ、感動のN田(右)。

 「あとは阪神やな・・・。」

 堀以上にそのことが気になるボートバカおやじ、高宮。そういえば、過去にもこんな光景があったような・・・。




 中学女子の出番。

 「もう私は負けるはいやよっ!」

負けず嫌いの亜美の提案で・・・。




 ポジション変更しました。小6の早織を整調に大抜擢。




 地元中学ボート部との対決の時!




 その間に160歳の表彰式。

 「こんなことやってる場合かいな、阪神はどないなっとるねん。」




 「やっぱ、新村さんのコックスはひと味もふた味も違うなぁ・・・(しみじみ)。」




 「今年は2回も優勝できて感動だなぁ、ボートっていいなぁ・・・(うるうる)。」




 「伝説」を囲んで記念撮影。




 そして中学女子、一番手前から猛追するも、残念ながらメダル獲得はならず。




 高校男子の出番。密かに優勝を狙うこのクルー。

 「見てろよ、おやじども。若い力を見せつけてやるっ!」と瀬古。

 「今日は下柳だろうな。まてよ、下柳は甲子園で相性いいしなぁ。あとで高宮さんに相談してみよ。」と堀。




 「高宮さん、やりますねぇ。」と浅沼。

 「そら、この愛知池には「魔物」が棲んでいるからなぁ。浅沼センセも気をつけなアカンデ。」と高宮。

 そうこの愛知池の「魔物」につらい経験がある二人・・・。そこにはこんな歴史が




 「さて、高校生はどうなってるかな・・・。」

 「あれ?あの止まってるの、うち?」




 「はっはっはっー!、ボートを甘く見ちゃいかんよ、高校生諸君!」

 「曲がりすぎて止めちゃいましたよ・・・。」競えなかったことが残念な高校生たち。




 「ふっふっ、見ていたまえ。若者諸君!」颯爽と出て行く140歳クルー。

「タイムは・・・2分4秒か、2分を切りたかったなぁ。」
「なにっ?2分4秒だと・・・!?」

「タイムは・・・2分4秒か、2分を切りたかったなぁ。」
「なにっ?2分4秒だと・・・!?」






 「さて、最後はおれらが有終の美を飾ってやりますか。」




 最後に登場は140歳未満クルー。

 「おやじたちには負けませんよ。」はりきる太一。




 湖面から140歳以上クルーの様子を見る。

 「けっこう速いんじゃないですか・・・。やるなぁ。」

 このときはまだクラブの「掟」を知らない坂井。




 140歳以上の部、優勝「浜松ボートクラブ 鮃(ひらめ)」

 コックスデビューの高校生 辻村は不安で1週間前から腹痛が続いたという・・・(ホントの話)。




 「優勝タイム 1分53秒65」




 「やった!ついに俺たちの時代が来たっ!」

 「この1年、つらい日々だったからなぁ・・・。」

 と渡辺。そう、これがクラブの「掟」なのだ!




 今回最速タイムを記録した140歳以上クルー。

 優勝したこと以上に胸を張っているような気がするけど・・・?




 続いて、140歳未満の部、優勝「浜松ボートクラブ 鰯(いわし)」




 「優勝タイム 1分55秒01」




 「えっ?何ですか?優勝したのに、この雰囲気は?」

状況が読めない坂井。




 えっ?クラブの掟ですか?知りたい人は、こちら。  




 優勝記念の写真にも、なぜかフラッシュが出ない・・・。




 「終わった、終わったー。」はしゃぐ子どもたち。

 「ええのぉ、子どもには大人の世界の「掟」がなくて・・・。」




 恒例の記念撮影をして。




 こうして今年のグリーンチャンピオンシップレガッタは「伝説」と「掟」の呪縛の元、無事終了しました。


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